さて…ここ一年以上、覆霞を落ち込ませている史実人物について。

　それは、

　木戸孝允！

　小五郎…あんなに努力したのに…Leoの割りに暴れず、暴れても更年期障害くらいで（笑）、まーヒヨコ並みの発狂。Libra組の西郷と大久保には扱いやすくて仕方が無かったでしょう。当時私が彼の近くに居たら、スモールライトで彼をヒヨコ大にして、首に縄をつけて、河原の辺りをお散歩させました。

　とついつい書いてしまいたくなる、太政官お抱え苛められっ子のノイローゼ木戸さんです。

　現代では、特に下関で一番「嫌われて」いるそうです。下関出身の歴史大好きな先輩が、微笑みながら言っていました。覆霞、これを聞いて大ショック。

　だって小五郎…頑張ったじゃない…Leoってすぐ挫折するんですよ。Libra組の西郷＆大久保に甚振られて、京都ではGemini土方に狙われて、長州ではLibra高杉に苦しめられ、馬車から落ちるわ回復不可能宣告されるわで、幸せなんて殆ど無かったんですよ?!

　それでいじけてLeoらしく暴れるなら分かりますが、Taurusすっ飛ばしてGeminiで死んだと言うのが奇跡なので、覆霞はそれに大層感動しまして、大久保利通を書く割に、実は大変な木戸孝允ひいきなのです。日本で有名なLeoグループとLibraグループの代表で分かりやすい例と言えば、フィギュアスケートの安藤美姫さんと浅田真央さん。全然違うでしょう？覆霞は現在まで真央さん大好きで、安藤さんを受け付けません。ああ言う人ダメなんです私。Leoグループそのものって感じで。そんな私が好きな人物の1人が小五郎なのです。

　小五郎は何だろう、最後に西郷のLibraが引っ張ったのか、それとも彼が自力で上がっていったのか…いや自力はありえない…この人とGeminiってどこかで繋がっている筈。

　なんて考えた挙句、Geminiである覆霞は「Geminiとしてこの人を守れないだろうか」と思ったのです。そこに、「下関では一番嫌われているよ」とLibra生まれの先輩からすっぱり。

　小五郎は辛い人生を送ってやっとGeminiなのに、（彼の魂の在処は兎も角）死後も名誉が守られないとは、なんて可哀想な男なんだ〜!!!

　と嘆いて暮らしておりました。

　しかし土方を書くうちに、この嘆きが薄れてきました。やっぱり「もし土方が降伏して生きた状態で木戸に会ったら」ストーリーを書いてみようかな、と思うようになったのです。何故なら、木戸の周りに山県有朋の他にGeminiらしいGeminiがいないから。木戸が土方に心を許すはずはなく、たぶん土方の事をなんとも思っていなかった大久保＆西郷組に木戸の方が宥められて、きっと一人で小五郎は更に酷いノイローゼになっていた、と嬉々と書いてしまうほど、先が読める美味しい展開。涎が出そう。

　Libraの伊藤博文がLeoの小五郎を捨てて、同じくLibraの大久保にくっついたのは、非常に良く分かります。自分が彼の立場だったら、真っ先に大久保に付きましたから（笑）。どこまでも甚振られる小五郎ですが、私は彼の奇跡に拍手喝采しており、「この原因は何だったんだろう？」と長年考えています。

　西郷のような気がするのですが、確信が持てず…西郷はそこまで大きかったのか？と。西郷がLibra→Libraってことは、Gemini→Geminiの土方は物凄い大物ということになるのです。てことは山県それ以上か?!他に考えられるのは、小五郎の為に誰かが祈祷をしていて、それが良かったとか、など。え〜と、ネットサーフィンしてみたら、三多摩地区に自民党の「土方桂」さんがいらっしゃるのですね。どうしたら良いのでしょう？ﾄﾞｷﾜｸ

　土方×小五郎やりたいなぁ。五稜郭陥落後で。「私を満足させてみろ」とか小五郎が土方に言うの…激萌。まぁ、このシチュエーションは余りに小五郎が気の毒なので、ファンタジックに時代無関係で土方×小五郎にしようかなー…などと考えるようになり、漸く私の指が動くようになりました。小さなプロットですが、土方×小五郎を書いています。でなければ、私の中の「何故に小五郎がGeminiたり得たのか」が分からないので。尤も、「残酷な桂のテーゼ」は、公表はしないと思います。Zodiacを巡る私の自己満足なので。

　小五郎は何だったのでしょうねぇ。本当に不思議な人です。

　明治政府は素朴なLibraの塊でした。だからあれだけ輝いていられたのでしょう。来る政府があの時代のように素朴ながらも輝く姿になることを祈っています。

安倍さん、本当にありがとう。