Diary & Novels for over 18 y.o. presented by Reica OOGASUMI.
Sorry,this blog is Japanese only.
最終更新21th Sep.2021→「Balsamic Moon」全面改装 仕事の。
昨日職場で仕事をしていたら、突然上司がやってきて「●日、空いてる?」と。 う〜ん、その時間は微妙です。 「なるべく空けといてよ」。 はぁ。 空けるのは良いんですがね。 何故に一番忙しい日に突然面会のアポイントが入るのでしょう? おまけに私の本を読んで感激してくれた岩手の教授が駆けつけてくれるんだって言うじゃないですか。 苦苦苦。 前のNOTEはそれが狙いだったんだけどさ。ちょっと急過ぎて。 と言うわけで、某教授宛の原稿を書いております。久々に書庫を空けて、昔読み漁った専門書などを開きながら。殆どが洋書なので、自分で引いたマーカーや自分で書いた拙い和訳なんかが懐かしいったら! 快楽主義に嵌った同僚たちに混じるのが嫌で、職場が借り上げていたマンションの一室に篭りきって書物に埋もれていたあの頃が在るからこそ、今があるのだなぁとしみじみしました。 覆霞は現在、都内のとある法人で上席だったりします。でも読書引き篭もりの頃は、末端でした。今度お会いする某教授は、私が末端だった頃、私が感銘を受けた書をお書きになった方なのでした。彼の書で私が動き、今は私の書で彼が動いて来る。 感慨に耽りつつ、教授に会います。 岩手の事を彼はどう表現するのかなぁ。 私は宮沢賢治が好きです。「貝の火」、暗記するほど読みました。昔、宮沢賢治の生家跡の隣の家の方から「雨ニモ負ケズ」の筆記版をいただきました。 大好きです、「雨ニモ負ケズ」。 仏だなぁと思うので。 雨ニモ負ケズ 宮沢賢治 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ※(「「蔭」の「陰のつくり」に代えて「人がしら/髟のへん」、第4水準2-86-78)ノ 小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ 東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ 北ニケンクヮヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒドリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ 南無無辺行菩薩 南無上行菩薩 南無多宝如来 南無妙法蓮華経 南無釈迦牟尼仏 南無浄行菩薩 南無安立行菩薩 (青空文庫) 凍結中のサイト「Sepia」のファイルを発見したので一部をこのブログに上げました。超JUNE物もあるのですが、どうしよう。 スーパーノイローゼな木戸孝允が好きなのですが、「Sepia」は当時流行していた爽やか風味のオレンジフロートのような木戸をイメージして作成されたものなので、覆霞の作品とは思えないほど湿度がありません。自分で読み返してびっくりした(笑)。
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