俺が洗濯物を片付けている間に、木戸さんは起き出してキッチンでコーヒーを淹れていてくれた。
「すみません」
「いいよ。私こそ断りもせずに…これでよかったか?」
「はい…」
 流れるのは、静かな時間。
 木戸さんが自分用の紅茶を淹れる音だけが鼓膜を撫でていく。
 彼の沈黙も好きだったりする。
 長い睫。
「大久保」
「はい」
 木戸さんは俺にコーヒーを差し出した。
「…………今日も、泊めてもらっていいか?」
 思わず息を飲んだ数秒間。彼の手の中でコーヒーが震えている。
「……はい」
 俺がそう応えてマグカップを受け取ると、木戸さんはふわりと微笑んだ。
 それがまるで天使のようで。
 飛び立たってしまわないように、俺はそっと彼の背中を抱き締めた。





0時を過ぎました→二人でシャワー中。あわわわわ〜…だけではありません。
1時を過ぎました→O「木戸さん…!」、K「もうだめ…んぅ」
午前2時過ぎです→K「(ぽ〜っ)」、O「…大丈夫ですか?」、K「……うん」
午前3時です→K「(喉が渇いたので起きて水を飲む)」、O「(木戸のあとを追って起きて酒を飲む)」、K「…(つい大久保をみる)…」、O「…眠れないんですか?」、K「……目が冴えてしまって」(そゆこと言うと危険だという自覚無し)
4時過ぎです→二人で同時にぱたりと倒れ、そのままお休み。
5時を過ぎました→すずめの声にも無反応。
6時を過ぎました→ぐっすり。
7時を過ぎています→起きる気配無し。
8時を過ぎました→K「ん……」、O「おはようございます…もう少しお休みになって結構ですよ(と寝かせる。もちろん裏技で)」、K「あ……!」
9時を過ぎました→O「(朝食を作っている。ときおりつまみ食い)」、K「(お休み中)」
10時です→O「(掃除洗濯に励んでいる)」、K「(寝言)ん…(ころりと寝返りをうちたいが、うてない)……(すやすや)」
11時を過ぎました→K「おはよう…痛ッ」、O「(じっとみつめながら)おはようございます」、K「……(赤面)」
12時です→二人でブランチ
1時を過ぎました→ふたりで作ったデザートを食べている
2時を過ぎました→二人でお昼寝中 O「(寝ているふりをして木戸に寄り添う)」、K「(眠りながら大久保の胸を押しやる)晋作がみている…(すやすや)」、O「……」
3時を過ぎました→K「(まだ寝ている)」、O「……(様子をみるふりをして口付け)」
4時を過ぎました→O「(洗濯物を片付けている)」、K「(飲み物の準備をしている。大久保はコーヒー、木戸は紅茶)」
5時を過ぎました→O「今夜は外で食べませんか?」、K「そうだな」
6時です→大久保の車で移動中。途中、おりょうさんとデートしている坂本と車で擦れ違う。K「あれ?坂本くん?」、O「ですね。土佐のお姉さんが妬きそうだ」…互いにヘッドライトで挨拶。
7時を過ぎました→K「いい店だ…」、O「気に入っていただけましたか?」、K「うん」
8時を過ぎました→O「どこへ行かれていたんですか?(さみしかったらしい)」、K「いや…女将にサインを求められてしまった」、O「……サインだけではないでしょう」、K「写真は取られなかったよ。ただ…色紙だけでなく女将の持ち物すべてにサインしてきたんだ」、O「……」
9時を過ぎました→大久保の車で大久保の家に帰宅。
10時を過ぎました→O「木戸さん」、K「あ……」
11時を過ぎました→K「んんっ」、O「(好き勝手なことをしている)」


season1/// ◇MondayTuesdayWednesdayThursdayFridaySaturdaySunday
Back
覆霞レイカ・ぷれぜんつ