シャワーを浴びた後、大久保は私を抱き上げて寝室へ直行した。
 みつめあって
 顔がちかづいて
 私はなにも言えず
 睫が震えるばかりで
「ん………」


 まるで
 砂浜に打ち上げられた小さな貝が透明の波に揺れるかのように
 若葉が集めた朝露が葉脈に沿って下の葉に零れて弾けるように
 くりかえし くりかえし
 囁きと抱擁と切なさの往復で
 貴方だけの世界へ連れて行って


  「……」
 ふと目を覚ますと、カーテンが朝日に透けていた。
 睫毛の先で光が反射して、普段と変わらないはずの景色が滲む。
 喜びが溢れるわけを知りたくなって視線を移す間もないままに
 唇が塞がれて、彼の香りがした。
 もう区別はつかないけれど


 だから大丈夫
 こうやって私たちの日々は続くのだ





0時を過ぎました→K「(泣きながら)もうや…」、O「お辛いですか?やめましょうか」、K「……」
1時を過ぎました→O「おやすみなさい」、K「…おやすみ…」
午前2時過ぎです→K「(けだるくて心地よい眠り)」、O「(だるいどころか大満足の眠り)」
午前3時です→ふたりは熟睡中
4時過ぎです→K「(すやすや)」、O「(ふにふに)」
5時を過ぎました→O「(夢のなかで)これはどうですか?お揃いのパジャマに」、K「(夢のなかで)ちょっと可愛すぎないか?」
6時を過ぎました→K「(寝言で)…また泊まってもいいか?…」、O「(飛び起きて)もちろんです!」、K「(すやすや)」、O「…ちっ」
7時を過ぎています→K「(すやすや)」、O「(寝言で)●×△■♪」
8時を過ぎました→K「ん……」、O「おはようございます」、K「…おはよう…」
9時を過ぎました→O「(朝食を作っている)」、K「(朝風呂でのんびり)」、O「出来た…さて、俺も行こうかな」
10時です→K「料理がすっかり冷めてしまった」、O「貴方がもっとと仰るから…」、K「……じゃぁもう言わない」、O「冗談です!私が間違っていました、許してください」、K「…トマト食べてくれるか?」、O「……はい」
11時を過ぎました→二人で部屋を片付けたあと、大久保の車に乗って買物をしながら木戸の家へ
12時です→K「ただいま…不在届?…荷物が届いているようだ」、O「電話しましょう」
1時を過ぎました→木戸の家から送られてきた荷物を二人で開ける O「おや、トマトだ」、K「………」、O「シーフードのトマト煮なら食べられますよね」、K「……うん」、O「美味しく作りますから」、K「…うん」
2時を過ぎました→O「(トマト煮を作っている)」、K「(箱いっぱいのトマトをみて呆然としている)……はぁ…大久保がトマトケーキなんか作ったらどうしよう…それでも私は食べるのかなぁ…食べるんだろうなぁ…」
3時を過ぎました→K「これから私は少し仕事をするが…」、O「あとのことは任せてください」
4時を過ぎました→K「(仕事部屋に篭っている)」、O「(家中を歩き回っている)」
5時を過ぎました→K「(仕事部屋に篭っている)」、O「(台所に篭っている)」
6時です→K「…すまない、いま終わった…」、O「こちらもちょうど出来たところです」
7時を過ぎました→K「大久保、美味しいよ」、O「よかった」
8時を過ぎました→K「(明日の準備している)」、O「(来週のメニューを考えている)」
9時を過ぎました→O「一緒にシャワーはいかがですか?」、K「あ……うん」
10時を過ぎました→O「(バスタオルで木戸を抱き締めてお姫様だっこ)」、K「!…ちょ…大久保ッ」
11時を過ぎました→K「ん…そん、な…ああっ」、O「(夢中)」


season1/// ◇MondayTuesdayWednesdayThursdayFridaySaturdaySunday
Back
覆霞レイカ・ぷれぜんつ