繰り返し囁かれた言葉。
 繰り返された行為。
 どうして、と思うほど
 こういう時間のすべてが愛しい


 午後は雨。窓に打ち付けられた雫が下へ下へと流れてガラスを洗っていく。
 大久保と私はベッドのなかでその音を聞いている。
 睫毛を伏せて、それでも目の前のひとの体をみて様子を窺い、
 抱き締められて分かる彼の香りについに瞳を閉じる
 腕を伸ばし 羽を広げ
 私は空へと飛んでいく
 彼と私だけが描ける世界の
 透明な 透明な 祈りに乗って
 どこまでも


 繰り返される言葉。
 繰り返される行為。
 どうしてと思う間もなく
 お前のすべてが愛しい



0時を過ぎました→K「…おおくぼ…」、O「木戸さんっ…」
1時を過ぎました→O「おやすみなさい」、K「…おやすみ…」
午前2時過ぎです→ふたり体を寄せ合っています
午前3時です→O「…?(と、KがOの胸に頭をつけて寝ていることを知る)…むぞか…ぼり、むぞか…」
4時過ぎです→K「ん……(と、OがKの胸に頭をつけて寝ていることを知る)……(無言で大久保の髪の毛をかきあげてやる)」
5時を過ぎました→抱き合ってぐっすり。
6時を過ぎました→K「ふ…(目を瞬かせる)…」、O「おはようございます。でも、まだ早いですよ」、K「うん…(寝ぼけ眼でぽ〜っとしている)」、O「……(襲う)」
7時を過ぎています→K「あっ…いやぁ」、O「好きです木戸さん…」
8時を過ぎました→K「(すやすや)」、O「(ふへへへ)」
9時を過ぎました→O「(Kが起きるのをみつめている)おはようございます」、K「…おはよう」、O「声が掠れていますね」、K「!」
10時です→O「(ベッドに朝食を持ってくる)木戸さんは、喉に優しいミルクを飲んでください」、K「わざわざ言わなくていいっ」
11時を過ぎました→O「木戸さん…」、K「だめだっ…」、O「(やっぱり襲う)」
12時です→K「ふぁ…(とOの腕の中に倒れる)」、O「(ニヤリ大満足)」
1時を過ぎました→K「(ベッドのなかでまだ呆然としている)」、O「(呆然とするKの姿をみて恍惚としている)」、K「…触るなっ」、O「(すべすべ)」
2時を過ぎました→O「(ようやく起きだしてケーキを作っている)」、K「(まだ起きれない)」
3時を過ぎました→K「(よろよろと起きて部屋の掃除を始める)シーツ、ちゃんと替えないとな……(自分の呟きの大胆さに赤面する)」
4時を過ぎました→K「(階下に降りる)大久保?」、O「出来ました(と、パウンドケーキを差し出す)。あとは夕飯です」、K「私にも手伝わせてくれ」
5時を過ぎました→O「(おたまで灰汁掬いに集中するKの耳元に囁く)ふたりっきりですね」、K「!……」
6時です→ふたりでお食事。
7時を過ぎました→ふたりでワイングラスを傾けています
8時を過ぎました→K「(明日の準備している)」、O「(来週のKの予定をチェックしている)」
9時を過ぎました→O「(無言でKを抱きあげて浴室へ)」、K「うわ…」
10時を過ぎました→O「そんなに声をあげたらお隣に聞こえてしまうでしょう?」、K「(涙目で大久保を睨む)」、O「…可愛いですね」
11時を過ぎました→K「だめ…もうだめだ…!」、O「だめじゃないでしょう?こんなになって…」

season2/// ◇MondayTuesdayWednesdayThursdayFridaySaturdaySunday
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覆霞レイカ・ぷれぜんつ